マウスの考え

こんにちは。このページでは私マウスの想いを書き綴らせてください。

まず・・大前提として「交通事故は絶対ダメ」です。

被害者も加害者も「損」をします!

だから・・

どんなに下手くそな運転をしても・・

遠回りして時間がかかっても・・

事故を起こすよりマシです。

世の中の交通事故を無くすため、様々な方が尽力しています。車はより安全なカタチに進化。道路もより快適な姿に。

あとはユーザーである私たちドライバーの問題ですね。

私たちは交通事故を起こさないように「気を付けて」運転しています。

交通ルールを守ろうとし自分勝手な行動はできるだけ慎みます。

誰も「交通事故を起こしたい」とは思っていません。

「人間は不完全な生き物」

そんな私達ですがときに「安全運転」とは真逆の行動をとることがあります。

「下手だな」って思われる運転はしたくない。

できれば近道をして目的地に早く到着したい。

先ほどすごく立派なことを書き綴りましたが「全然違うじゃん」!

これが私たち人間ですね。

「遅刻しそうだからスピードを出す・・」ダメな事だとわかっていてもアクセルを踏み込んでしまいます。真面目な方ほど何とか時間に間に合わせようと攻めるようですよ。

「しっかり安全確認するほど見落とす・・」「ちゃんと確認しなきゃ」とか「より安全に」なんて考えているときほど「見落とし」が発生します。

これっていったいどういうことなのでしょうか。

私が「面白い」と思ったのが「心理学」。(カウンセラーに必要な勉強です)

目に見えない心の動きをいろいろな方法で数値に変えて、分析した結果を考察します。

多くの研究結果が示すのは「人間は不完全な生き物」ということ。

「言っていることとやっていることが違う」

「やりたいことと実際にできることが違う」

調べれば調べるほどポンコツです。

エラそうなこと言ってもできない。

思っているほど動けない。

そんなおかしな行動全てを、まずは「認めてしまう」ことが大切だと考えています。

人間は不完全な生き物。そのことがわからなければ運転中のミスなんて理解できるはずがありません。私が「嫌いだな・・」と思う言葉。それは「わき見はダメです」「運転に集中しましょう」。「わき見をせず」ずっと進行方向に注意を向け「全神経を運転に集中させる!」としたら、人間が運転できる時間はせいぜい20分。それ以上はムリです。そんなことしてたら神経がまいってタヒんじゃいますよ!

これを教育者が理解しないと

人間にはできない行動を強制する交通安全教育のルートを開いてしまうことになります。

不完全!でもできる「安全運転方法」はないか?

人間はエラそうなことを言っていてもミスをする不完全な生き物。

そんな私たちが不完全な人間が鉄の塊である車をとんでもないスピードでコントロールしようとしているのですから、運転というのはとてつもなく難しいことです。

それを他人様にやってもらおうというのですから、「安全運転教育」の完成形とは果てしなく遠くにあるモノですね。

交通安全の話に「ルール」「統計」「事故事例」は大切です。

しかし、車を動かし道路を歩く「人間」についての理解を深めることはもっと大切だと思います。

人間は・・「暗い場所でこのようなミスが多い」とか「長時間運転するとこうなる」といった傾向は掴めます。

これをドライバーさん自身にしっかり認めてもらいましょう。

自分が今どのような状態にあるのかを「メタ認知」できる能力を渡すことです。

マウス運転研究室は「どのようにしたら安全な運転ができるのか」を一所懸命考えます。

そして情報提供を通じて交通安全教育担当者様をサポートします。

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