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教習所選びってちょっと不安ですよね・・
こんにちはマウスです。運転免許の取得方法から安全運転のコツまでいろいろ紹介しています。教習指導員資格も持っていますよ!
「免許をとろう」って決めたとき、悩むのが教習所選び。
特に合宿教習では、行ったこともない場所の遠くの知らない教習所で何週間か過ごすことになるわけで、「もし変な教習所を選んでしまったらどうしよう・・」って不安になる気持ち、わかります。
合宿免許紹介サイトではいろいろな情報が紹介されていますが、良いことばかり掲載されているな・・ってのは思うかもしれませんね。
そこで今回はそんなPR情報に流されない教習指導員目線で合宿教習所選びをしてみたいと思います。
指導員目線なので「リゾートを楽しもう」なんて要素は一切ナシ!・・ですが、きっと参考になると思います。
指導員目線で見ると、気になるのは○○です!
教習指導員目線で見て気になるのはその教習所が採用している教習車!
教習所によって使っている教習車は違います。
いったいどのような車で教習を受けるのか・・。
それがいちばん気になります。
教習車両によって運転しやすいかそうでないか、差がありそうですね。
初心者に運転しやすい車とそうでない車がある?
基本、教習車は初心者にとって運転しやすい車となっています。
なのでどの教習所に行っても大丈夫です。
でもね、S字コースとかクランクとか変な道も走るので、そのあたりで微妙な違いが・・。
免許を持っている方にとっては全然気にならないレベル。ですがはじめて車を運転する方にとっては大きな問題かもしれません・・。
運転しやすい車は前方も後方も良く見えます。「脱輪しそう・・」とか「ポールにぶつかりそう」といった感覚を感じやすいです。またハンドルをいっぱいに回したときのタイヤの切れ角も違うので、よく曲がる車は狭い道路でも上手に運転できます。
そうでない車は運転席に座ったとき潜り込むような感じで、前も後ろもあまり見えないことが多い。そうすると車幅間隔なんてつかめないので脱輪したり接触のリスクが高まります。○○なんて後ろが全然見えないので、車庫入れは苦労しそうです。
運転しやすい教習車
トヨタ カローラ
トヨタカローラは運転席からの見切りがよく、初めて車を運転する方でも車幅の見切りが良いです。
さすが長年の歴史を持つ車ですね。
実は車体の大きさはかなり小さく、教習車両の規格に合わせるために大きめのバンパーがついているようですよ。
これなら狭いクランクも余裕でクリアできますね!
マツダ アクセラ
マツダは教習車を多く企画しているメーカーです。
このアクセラはデミオの後部にトランクをつけたような形。
タイヤもよく切れ、はじめての運転に最適な仕様となっています。
この教習車を採用した自動車教習所では「クランクでのポールの接触がゼロになった!」という話も聞きます。
恐ろしいほどの小回り性能と見切りの良さで、間違いなく次世代の教習車両のキングですね。
この車なら教習がスムーズに進むのは間違いなしです。
ひとつ注意したいのはこのひとつ前のマツダアクセラはとんでもなく大きな高級セダンで、正直教習コースなんてとても走らせられないものでした。とてもカッコいい車なのですが、教習ではできればご遠慮させていただきたいです。。
トヨタコンフォート
おそらく多くの指導員が選ぶ教習車はトヨタコンフォート。
見てくださいこの外観。
すべてのオシャレ感というかデザイン性を排除し、もはやタクシーにしか見えません。
ですが教習指導員の中では高評価の車。
運転席からの視界、ハンドルの切れの良さ、車体感覚を容易につかめる四角い形。
これこそ理想的な教習車です。
初めて自動車を運転する方に是非乗っていただきたい車。
コンフォートで上手に運転できないならそれはもはや指導員の責任とも言えるくらいの神車(シンシャ)です。
残念なことに生産は中止。
現在残っている教習所では念入りな手入れをして長く使っていただきたいです。
指導員が思う「合宿教習選び」のポイントとは
あれこれ紹介しましたが、基本どの教習所を選んでも大丈夫です。
教習車両は一定の規格内でないと使えないからです。
宿泊はシングルか、それとも相部屋OKか。食事は提供してもらうか、それとも自炊するか。
付近にリラックスできる観光名所はあるかなんてことが合宿免許での教習所選びのポイントとなると思います。
それでも第一の目的は「運転免許の取得」。
技能習得しやすい車両で運転のコツを早くつかんでもらいたいな・・と思うのです。
そこで料金やスケジュール、口コミやサービスだけでなく「教習車両」もチェックしていただきたいですね。