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「どうしても避けられない嫌なこと」ってありますよね。
例えば仕事でミスして、そのせいで開かれることになった余計な会議。
「俺があんなミスをしなければみんな集まらなくてもよかったのに」なんて考えると、申し訳無く憂鬱な気分がずっとつづきます。
その会議が行われるのは一週間後。
それまでの時間は脳内で不安と後悔が続く、地獄の日々です。
これが運転に影響すると嫌ですよね。
今回はそんな嫌なことが待ち構えているときにできる「気持ちのコントロール方法」を紹介します。
まずは3つの事実を確認する
悩んでいるあなたはいつもと違う状態に陥っています。
視点は自分からの見え方だけに狭まり、全体的に把握する客観的視点ができないようになっています。
「メタ認知」の欠如です。
仕方のないことなのですが、まずは次の3つの事実を確認しましょう。
「今の私ってちょっとおかしいんだな」って感じると思います。
1 悩む時間は無駄
たいていの悩みはすぐに自分の力で解決することはできません。
「嫌な会議に出なくても済むように急に出張が入ってこないかな・・」なんて神様に祈るくらいです。
いや、こんな風に考えることができればまだマシです。
本当に落ち込んでいるときは後悔と懺悔、そして不安の永遠ループ。
冗談なんて頭に入ってきません。
ですが、長い時間かけて考えても結果を変えるような劇的な方法は浮かびません。
それならどんな小さな事でも良いので「他の」前に進む行動を取るのが良いです。
このまま会議の日まで暗い気分でいるのはあなたにとって得ではありません。
今は全くそう思えなくても良いので、まずは「悩んでも良い方法は浮かばない」「悩む時間は無駄」ということを確認してください。
2 嫌なことは事前に評価できない
これまでにこんなことはなかったですか?
散々悩んで不安な気持ちになって迎えた会議当日。
意外とあっさり終わっちゃったなんてこと。
「こんなことなら心配しなくてもよかった」ですよね。
逆に想像以上に厳しい結果になったとき。
「そんなのひどすぎる」って思えるような処分が下った場合私たちはとてつもない衝撃を受けます。
ですがこれまで全く浮かばなかった「別の考え」が急に出てくることもあります。
「今回は自分が悪い。しっかりと見直さなければならないな」とか「意外みんな真剣に心配してくれているんだ、もうちょっと勉強しなおそう」なんて気持ちになることも。
さっきまで会社への反感や同僚への不信感ばかり感じていたくせに、急にあっさり「頑張ろう」なんて思ってしまうのです。
何が言いたいかというと「嫌なことは事前に正しく評価できない」ということ。
その場になってみなければどのようなことが起こるかわからないし、それに対して自分がどのような反応をするかは全く分かりません。
ですので「嫌なこと」があるとわかっていても、それがどのくらい嫌な事か、自分がどのように感じるのかということは「事前に正しく評価すること」はできません。
正しく評価できないことを考えるのは無駄ですよね。
嫌な会議当日より、それより前の日までにあれこれ考えている時間の方がストレスは大きいのです。
3 嫌なことをずっと考えていると損をする
嫌なことをずっと考えると損します。
これは脳科学的にも研究がされており、意図的に何も考えない時間をつくる「マインドフルネス」が私たちにとって良い影響を与え、脳の造りそのものを変える効果があることもわかっているそうです。
私たちの脳は常に何かを考えようとする「デフォルトモードネットワーク」の影響を強く受け、休まらない状態が長く続きます。
過去や未来への後悔や心配のし過ぎは、私たちの脳にとって「良くない」ことなのです。
詳しくはこの本で。
また「嫌なこと」を考えるとそれが現実化するという考えも。
「身の回りに起こっていることは私たちが考えて引き寄せたものだ」という「引き寄せの法則」です。
私たちの脳は主語を理解できず「私はこんな嫌な思いをしたくない」と考えると「嫌なこと」を現実に招いてしまうものだそうです。
この本には記載されていませんが、「嫌なこと」が現実に起こるというのは私たちが考えたことが潜在意識に刷り込まれ思ってもみない行動をとってしまい「嫌なこと」が現実化するのだと思います。
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ちなみにこの二冊は私が常にそばに置いているものです。
少しでも嫌なことがあったとき、どちらかの本を一部でも開けば気持ちがとても楽になります。
嫌なことをずっと考えると損します。
今できる楽しいことをに思考を向ける
このサイトでは主に運転を扱っています。
悩み事を持った状態での運転はお勧めしません。
ですが今日は悩み事があるので運転はできませんなんてことは言ってられないのが正直なところ。
嫌なことを考えないで済む方法はないのでしょうか。
お得な脳を作る
ひとつ目は「お得な脳」を作ってしまう方法です。
楽観的な思考ができる人はそのような脳のメカニズムを持っています。
というか、そのような脳の造りをこれまでの経験によって手に入れてきたのです。
脳はトレーニングによって造りを変えることができます。
これを期会にあなたも「お得な脳」を手に入れてみてはどうでしょうか。
「できるだけ嫌なことを考えないようにする」
このトレーニングをするチャンスですね。
できれば「楽しいこと」を考えることができればいいです。
「くよくよ考えても結果はほとんど変わらない。だから時間の無駄。」
「嫌なことがどのくらい嫌なのかはわからない。だからこれも無駄。」
「嫌なことばかり考えていると変な脳になって損をする。」
だから悩むのはやめちゃった方がいいですね。
その代わり「楽しいこと」を考えましょう。
カップラーメンを豪華にトッピングする!トウミョウを育てる!
なんて一見しょうもない方法を提案してくれるのがこの本です。
トッピングもトウミョウも私はやりました。
おかげで「楽しいことのネタ」が増えました。
なにより「わざと楽しいことに頭を振っていくトレーニングだ!」って考えると良さそうですね。
今から10分だけ!でOK
いつも「楽しいこと」を考えるのは初めはムリです。
っていうかそれにこだわりすぎるとできないとき「また悪いことを考えてしまった」なんて自己評価を勝手に落としてしまいます。
ホント気づいたとき、できるときだけでOKです。
「今から10分だけ楽しいことを考えよう」はなかなか効きます。
ゴハンを食べるとき、風呂に入っているとき。
それでも長ければ、SAに駐車してトイレに行って戻ってくる間だけでもいいです。
今から少しだけ「楽しいこと」を考えてみませんか?
そして「楽しいこと」がすぐ浮かぶのも才能です!