認知機能検査「回答用紙」への記入のしかた

この記事は、運転免許更新前の「認知機能検査イラスト問題」の回答用紙への記入方法を解説しています。

ポイントは次のとおり

①無理に漢字で回答しなくてもよい ②間違えたらはっきりと訂正 ③書く場所は気にしない

認知機能検査員の資格を持ち、何度も検査現場に立ち会ってきたマウスが解説します。

1 「漢字」でも「ひらがな」でも「カタカナ」でも良い

検査前の説明で「回答は漢字でもひらがなでもカタカナでも結構です。」と言われます。

書き取りのテストではありませんので、無理に難しい字で回答する必要はありません。

たまに「葡萄」なんて字をサラッと書く方もいますが、それによって得点が上がることはありません。

おすすめはカタカナ」です。

【おススメはカタカナ】

「ぱいなっぷる」「あこおでぃおん」でも正解です。でも何か変・・。

気にならなければそのままで大丈夫。

でも書き直しするのであれば他のイラストを思い出す時間に使ってください。

2 間違えたら二重線で訂正

認知機能検査に消しゴムは使いません。

間違えたら「二重線」で訂正してください。

そしてその横に正しい回答を記入してください。

訂正しないまま二つの回答のままにすると「得点」になりません。

【訂正ははっきりと】

間違えたら二重線で訂正。

ひとつの欄にふたつの回答があると「誤答」とされます。

回答用紙が汚くなっても大丈夫。

枠からはみ出しても大丈夫。

はっきり訂正してください。

3 記入する位置は気にしない

回答用紙3には「戦いの武器」「楽器」などヒント(手がかり)が記載されています。

この場合「戦いの武器」欄には「タイホウ」と記入し、「楽器」欄に「タイコ」と記入するのが良いです。

ですが、別の欄に記入しても得点は変わりません。

「楽器」欄に「セミ」と書いても正解。

「昆虫」欄に「タイコ」と書いても正解です。

訂正したり書き直す必要は全くありません。

【違う回答欄に回答しても大丈夫です】

「楽器」欄に「セミ」と回答

     →「正解」です。

「昆虫」欄に「タイコ」と回答

     →「正解」です。

4 まとめ

認知機能検査は書き取りのテストではありません。

どのような方法であれ「何のイラストがあったか」を回答できれば良いのです。

手を怪我して検査の日に「字が書けない」という方もいます。

その場合、検査員が「どのようなイラストがありましたか?」と質問し、「タイコ」「セミ」・・と答えていただく。そして、回答を検査員が記入することがあります(別室で行います)。

検査なのでどうしても「正しい字で回答しなきゃ」とか「間違った場所に書いてはいけない」なんて思いがちですが、それは気にしないで!

16のイラストを短時間で記憶して思い出すのはとても大変なこと。

「回答用紙への記入」は楽な方法でよいので、落ち着いてイラストを思い出してください。

不安な方は、検査の前に回答用紙に「書く」練習をしてもよさそうですね。

回答用紙はこちらからダウンロードできます

認知機能検査で出題されるイラストは公開されています。

事前に覚えてしまえば楽ですね!

「イラストの覚え方のコツ」はこちらで紹介しています。