安全運転管理者、運行管理者の仕事は大変です

これまでの運転者教育は正しいのか?

運転者教育はずっと昔から行われていました。ですが最近になって「見直し」の声も聞かれます。

安全運転講習でよく見る「交通事故映像」

交通事故の悲惨さを知り、事故防止について考えるきっかけとなります。

一方、ある程度の運転経験のある方にとっては「嫌なイメージ」の連想につながるものでもあります。

ドラレコで交通事故映像を見すぎると本当に事故に遭う?

交通安全教育も変化していますね。

簡単にできる企業向け交通安全教育ネタ「 歩いて「交通ルールの基本」がわかる体験講習

ドライバーは悩みを抱えているという「事実」

誰にでも「悩み」はあります。それって絶対に運転に影響しますよね!

ですが「悩みがあるので休ませてください」なんて言える事業所は日本にありません。

調子が悪くても走らなければならないのがドライバーです。

悩みを抱えてていてもある程度安全運転できる方法はないでしょうか。

運転中「悩みごと」「嫌なこと」ばかり頭に浮かぶときの解決法

信じられないかもしれませんが、40代以上のドライバーは暗いところにある黒いものが見えません

40代以上のドライバーが悩む「コントラスト感度低下」

これを理解しないと適切な運転指導はできないのではないでしょうか・・。

適性診断(国土交通省)を活用できていますか?

トラック・バス・タクシーのドライバーさんが受けることになっているのが「適性診断」です。

対象者受診時期
初任新たに運転者として採用される方【旅客】
所属する旅客自動車運送事業者において、事業用自動車の運転者として選任する前
【貨物】
所属する貨物自動車運送事業者において、初めてトラックに乗務する前
義務
適齢所属運送事業者において65歳以上の運転者【旅客】
(個人タクシー事業者以外)
・65歳に達した日以後1年以内に1回、その後75歳に達するまで3年以内毎に1回
・75歳に達した日以後1年以内に1回、その後1年以内毎に1回
【旅客】
(個人タクシー)
当該事業の許可に付された期間の更新の日において、65歳以上である場合、当該期限の更新の申請前
【貨物】
65歳に達した日以後1年以内、その後3年以内毎に1回
義務
特定Ⅰ①死亡又は重傷事故を起こし、かつ、当該事故前の1年間に事故を起こしたことがない者
②軽傷事故を起こし、かつ、当該事故前の3年間に事故を起こした事がある者
当該事故を起こした後、再度事業用自動車に乗務する前義務
特定Ⅱ死亡又は重傷事故を起こし、かつ、当該事故前の1年間に事故を起こした者当該事故を起こした後、再度事業用自動車に乗務する前義務
一般適宜受診任意

初任・適齢診断は義務ですが(特Ⅰ特Ⅱは該当者義務)、多くの事業所では任意受講の一般診断も定期的に受診することになっているようです。

まあ、いろいろな組織が絡んでいますからね・・・。

できれば良い結果にしたい!誰もが思うことです。

「良い結果」を出すコツは予習です!

トラック適性診断「初任・適齢」適性検査のコツは予習?

初任・適齢・特定診断は教育を受けたカウンセラーによるカウンセリングが行われます

ですが・・

カウンセリングのない一般診断では、事業所の運行管理者などが結果を見ながら指導しています。

それによって、ドライバーさんが苦しんでいます

「こんな悪い結果じゃ仕事させられないよ」「もう一度受けてきて」「これじゃあ何もいうことないね」

国土交通省もビックリ!の指導が行われています。

適性診断結果には正しい使い方があります。

適性診断結果の評価についての記事です。

運転適性診断(検査)の結果が悪いとダメ?

運転適性診断(検査)に示される能力と運転場面ダウンロード

適性診断結果はいくつかのポイントを押さえれば上手に活用できます。

詳細はお問い合わせください。

運転免許の取り扱い、注意されていますか?

運転免許は個人情報の塊。

見る人が見れば様々な情報を知られてしまいます。

デスクの上に免許のコピーが置きっぱなしなんてことは、今の時代良くないでしょう。

運転免許「6か所の見せてはいけない部分」とは?

安全運転管理者、運行管理者の仕事は大変です

ある事業所での「運行管理者」の方から相談を受けました。

「悩んでいる」「人間関係」に。

その方はもともとドライバー。
ですが体を壊して運行管理の仕事を担当するようになりました。

実際に運転業務を行ったのは1年ほど。
周りのドライバーから見れば素人も同然です。

そのためか運行管理担当になってもドライバーが言うことを聞いてくれません。

月に一度の運転講習に参加してくれない。してもわざと遅れてくる。
終業点呼では日報を投げて渡される。
あれこれ用事を言われて休み時間もない。

でもそんなことはまだマシ。

一番きついのは「あいつは使えない」と常に言われていることのようです。

一方で事故があれば聞き取りや再教育も行わなければならない。
そんな時間は「本当に地獄だ」と言っていました。

信頼される運行管理者になるひとつの方法は「知識武装」です。

マウス運転研究室が作成した運行管理者向けの資料

「誰も知らない運転のこと~たまにしか使わない調べるのが面倒な知識集~」です!

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「誰も知らない運転のこと~たまにしか使わない調べるのが面倒な知識集~」は、運行管理者向けの資料です。これを読むことによって「何から手を付ければよいかわからない運転のこと」がよくわかります。YouTube「マウス運転」で紹介した内容12項目を掲載。項目ごとに説明画像もついています。PDFをダウンロード。スマホの中に入れてしまえばいつでも見ることができます。

他の書籍にはない運行管理者の業務に特化した情報

何から手を付ければよいかわからなくても迷わない12項目

PDFをスマホに入れて覚える必要ナシ!

動画と違ってすぐ見ることができます

誰もやりたがらない「調べることがとても面倒な運転の知識」をマウス運転研究室がまとめました。

これがあれば「他の人が知らない運転のこと」を自分だけが知ることができます。

全60pです

【内容】
1 運転免許点数の計算方法
2 免停になりやすいドライバーとは
3 免停を回避する違反者講習
4 無免許運転で捕まるパターン
5 普通免許所持者の無免許運転パターン
6 運転免許証は個人情報の塊
7 横断歩道で違反とならない行動
8 子供と高齢者が飛び出す理由
9 誤解されている?「合流方法」
10 知っている?「環状交差点」
11 40代以上のコントラスト感度
12 大型特殊免許の取り方

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さらにこんな勉強も面白いです。

「伝え方コミュニケーション検定・初級講座」。

性格統計学・思考2タイプ(希望型・慎重型)をもとにした、相手に伝わる言葉の選び方を学習できる講座です。

しかもこの講座、外出せずウェブ3時間で履歴書に書ける資格がとれるそうです!

取得できる資格は「一般社団法人 日本ライフコミュニケーション協会伝え方コミュニケーション検定 初級」。講座動画は3か月間何度でも繰り返し視聴できます。検定試験等含めて3時間。家庭や職場の人間関係で役立つ実践的なメソッド。受講者だけでなく部下、子ども、スポーツ選手などのモチベーション向上に役立ちます。メディアでも紹介されています。◆フジテレビ「ノンストップ」・フジテレビ「ノンストップ」職場のコミュニケーション術 ・NHK全国ニュース「おはよう日本」  

人間関係がうまくいく!伝え方コミュニケーション検定

このスキルを身につければ「できるヤツ!」確定ですね。


「運行管理者」が主役ですよ!

実は運行管理者にはもっとやるべきことがあるのです。

私はこれまでにたくさんの場で「交通安全講話」を行ってきました。

自動車を扱う企業、運送会社、バス会社、デイサービス・病院、消防署、学校、その他地域団体など、ホント「あらゆるところ」です。

「今回の話は面白くて役に立った」「また講話をお願いします!」などうれしい感想をいただく一方で、外部の人間によって一時的に交通安全意識が高まっても、その後どうなるのかな・・と思っていました。

内部の人間である「運行管理者」が交通安全講話を行ったら良いと思いませんか?

「運行管理者」 自らが行う交通講話は、外部講師にはできない大きな効果が期待できます。

● 業務に沿った内容に触れることができる。
● 話がより具体的になる。
● スキルアップにつながる。
● 頑張る場所ができる。
● 信頼関係を構築しやすい。

マウス運転研究室は、運行管理者様の活動を応援します。

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当研究室で扱う記事はYoutubeチャンネル「マウス運転」のものです。