深夜のSA・PA「ここは停めたらダメ」ワースト5

深夜のサービスエリアの駐車スペース不足は、皆が認めるところ。その混雑の中で、「そこは停めちゃだめでしょ」という場所に停めてしまうドライバーさんもいます。「ジャマ!」で済めばまだイイですが、事故を誘発する危険な場所も。

それをわかりやすく、ランキング形式でまとめました。※ランキングは当サイトがドライバーさんと話し合ったもの。「参考程度」とお考え下さい。

第5位「通路」

「絶対停めちゃいけない場所」第5位は、通路。

といっても、まだまだ5位なので、「停められる場所が無いんだからしょうがないだろ」って言い訳は、通用するレベルです。

大型車の枠が空いていないとき、通路に停めている様子はよく見られます。幅が広く駐車枠の後ろであれば、あまり問題は無いでしょう。ただ「そこに停めたら駐車枠から出られないぞ」ってこともあるので、よく見極めることが必要です。

「俺は一瞬トイレに行くだけ。駐車枠はちゃんと停めたい人が使って」という考えで、通路に停めるという話も聞いたことがあります。まあ、他の車のジャマにならないのであれば、アリかもしれません。

ただ、曲がり角はダメ。最悪、駐車エリアが一つ死にます。

また、トレーラーが通れるかどうかって考えることも大事。あのでっかい車体が通過することを想像すれば、通路ならどこでもいいってことではありませんね。

第4位「普通車スペース」

「絶対停めちゃいけない場所」第4位は、普通車スペース。

違う種類の車のスペースに停めるってのは、基本的によくないのですが、場合によっては仕方ないことも。

トレーラーが、大型車スペース2台分を使って停めるのはしょうがないですね。また、単車がトレーラー枠に停めることもありますが、「そこしか空いていなかった」ということなのでしょう。このあたりは大型車同士、穏便に済ませたいですね。

ですが、大型車が普通車スペースを使うとなると、ちょっと話は変わってきます。

4トン車であれば、普通車枠2台分。10トン車は4台分位のスペースが必要。しかも、枠に対してかなり斜めになるので、「わがまま感」が出てしまいます。

嫌なのは、朝になって普通車が増えてきたとき。さんざん走って、深夜0時にサービスエリアに到着。やっと見つけた普通車スペースに駐車。そこから9時間の休息となると、朝は周りが普通車だらけ状態に。枠に合わないトラックは「危険・迷惑」と、悪く目立ってしまいます。普通車が少ない、平日深夜限定ですね。

第3位「減速車線」

「絶対停めちゃいけない場所」第3位は、減速車線。

このあたりになると、「停められる場所が無いんだからしょうがない」って言い訳が、だんだん通用しなくなってきます。

減速車線のなかでも、奥の方というか、サービスエリアに近い部分であれば、通路と同じような感じです。ですが、手前側、本線からすぐのところは全然違います。

まずは迷惑。ここに一台停まっているだけで、本線からサービスエリアに入ろうとする車は、進入ラインを変えなけれなばなりません。

また、駐車車両の横を、通常の速度で通れるはずもなく、本線上からしっかりとブレーキをかけることに。これは、かなりやりにくいですよね。いつもとは違う入り方をしなければならず、多くの車がストレスを感じます。

そして危険。全ての車が駐車車両に気づいてくれればいいですが、中には気づかずにそのまま進入してくる車があるかも。たまに、駐車中の車に突っ込む事故も起きていますよね。ここを通過する何百台もの車のうち、一台でもよそ見していたら・・なんて考えると、ゆっくり寝てなんていられないはず。

とりあえずサービスエリアの中まで入れは「空きスペース」があるかもしれないので、そこまでは頑張りたいです。

第2位「障がい者スペース」

「絶対停めちゃいけない場所」第2位は、障がい者用駐車スペース。

理由は、困る人がいること、そしてとにかく「悪く目立つ」ことです。

障がい者用駐車スペースは、車いすを利用される方、高齢者、けがをされた方、妊産婦の方などのための駐車スペース。乗り降りしやすいように広かったり、屋根がついていたりします。そして、トイレ近くに設けられていることがほとんど。これは、歩行が困難な方が、駐車場内を横断することなく安全に施設を使えるようにするためです。

で、ここに深夜、数台分のスペースを使ってデン!と大型車を停めてしまうことがあります。「深夜に、該当する方が、ここを使うケースは少ないでしょう」って話ですが、なんとなく、それ以上の悪さを感じてしまうのは、私たちだけではないはず。

屋根付き・トイレに近い場所に停められると「とても楽」。夜中に目が覚めてトイレに行っても、すぐ戻ってこれる。雨の日、遠くの大型車エリアから、傘を差しながらトイレまで往復することを思えば、その後の寝つきも、だいぶ変わってくるでしょう。そんな自分勝手さを、想像しちゃうんです。

また、多くの人が目にする場所でもある。これを「いつも、みんながやっている」って思われてしまうと、業界的に損です。実害もありますが、「なぜそこに停めるのか?」という「選択の悪さ」を考えてしまいますよね。

第1位「加速車線」

「絶対停めちゃいけない場所」第1位は、加速車線。

そのなかでも「通路」とは絶対に言えない、まさに加速する部分での駐車です。これは迷惑というレベルじゃない。何も関係ない他の車を事故に巻き込むかもしれない、とても「危険」な停め方です。

説明なんていらないと思いますが、こんなところに大型車が止まっていたら、みんなまともに加速できません。

右ミラーをフルに使って、本線の車の動きを確認したいところなのに、左の駐車車両も見なきゃならないなんて、忙しすぎます。

中には、ロクに本線の確認もできず、合流してしまう車も出てくるでしょう。しかも加速できないので、かなりの低速度で突っ込むことに。これじゃ、本線を走ってくる車は、たまったものじゃありません。

しかも、サービスエリアから出てくるすべての車を、この状態にさらすことになるので、ここでの駐車は、かなり「罪深い行為」ですよ。

サービスエリア内からではなく、「本線から直接ここに停めた」というパターンもあるでしょう。それほど、止まらなければならなかった理由があることに同情しますが、最終的に自分が出るとき、この短い距離でどうやって加速するのでしょうか?

サービスエリアの出入り口に、赤いポールが設置されているところがあります。これが今後、なぎ倒されることがないように、願いたいですね。

ドライバーさんの工夫はもう限界?

ここまで紹介したものは、絶対的に駐車スペースが足りていないサービスエリアで、ドライバーさんたちが停めるために、あれこれ考えた結果の一部。

誰も助けてくれないから、自分で考える。だから中には「ここはダメでしょ」ってところに停めてしまう人もいるのでしょう。

「現場の工夫だけじゃ。どうにもならないって状態」ということは、誰が見ても明らか。

なぜ、たくさんの大型車が、同じタイミングで、長時間サービスエリアに停めなければならないのか。そして、全てのドライバーさんが、自分の意志だけで、そこにいるのではない。限られた到着時間、分単位で決められた休憩のルール。これらが変わらないのであれば、ドライバーさんが工夫できることに、そろそろ限界はあると思います。